NHKスペシャル「自閉症の君が教えてくれたこと」
自閉症の東田直樹さん、会話ができない。
しかしアルファベットの文字盤を指差しながらであれば会話ができます。
しかも本も20冊以上執筆しているプロの作家です。
自閉症の方が、何を思い、考えているのか心の内が少しでも理解できれば、
自閉症方の家族はもちろん私達にとっても良いことだと思います。
例えば、
「何が一番辛いですか?」という問いに
「自分が辛いのは我慢できます。
しかし自分がいることで周りを不幸にしていることには耐えられないのです」
東田直樹さん
こんな会話があります。
僕が想像していた答えとは全く違うものでした。
こんな会話もありました。
「僕は命というものは大切だからこそ、つなぐものではなく、完結するものだと考えている。
命がつなぐものであるなら、つなげなくなった人は、どうなるのだろう。
バトンを握りしめて泣いているのか、途方にくれているのか。
それを思うだけで、僕は悲しい気持ちになる。
人生を生き切る。残された人は、その姿を見て、自分の人生を生き続ける」。