このカランダッシュのボールペン、何時ごろ購入したかすっかり忘れてしまいましたが、確かこれを買ってから1年後ぐらいにミレニアム記念の限定品が売られていた記憶があるので1998年頃に購入したと思います。
それから壊れることもなくズーッと使っています。かれこれ20年くらいになりますね。
カランダッシュと言えば、鉛筆と同じ六角形のボディ。
手にしっくりと馴染み、程よい重さも抜群です。
肝心の書き心地は油性インクにありがちな書き出しの重たさがなく、滑らかに気持ちよく書けます。
購入時のケースがこれです。
ECRIDOR RETROと記載されているので
「カランダッシュ エクリドールボールペン レトロ」というコレクションのようです。
伊東屋で調べてみると¥19,400(税込)
真鍮にシルバープレートにロジウム仕上げとなっています。
ちなみにシルバープレートとは銀メッキのこと。
ロジウム仕上げとは、おそらくパラジウムコート仕上げのことだと思います。
真鍮の上に純銀をかけ、さらにパラジウムでコーティングされているということですね。
たぶん、私のエクリドール レトロは、
かなり黒ずみが出るのでこのパラジュームコーティングはされていないのではないかと思います。
当時はアマゾンや楽天などありませんので、アメ横で1万円を切るくらいの値段で購入した記憶があります。
カランダッシュ エクリドールの 黒ずみ(くすみ)を綺麗にする方法
購入時は少しピカピカすぎて若干気恥ずかしさを覚えたものですが、
徐々ににシルバー特有の黒ずみ(くすみ)が出てきていい感じに仕上がってきます。
しかし、この黒ずみがかなり濃くなってくるとあまりにも薄汚れた感じでこれまたちょっと野暮ったい。
そこでこの黒ずみをのお手入れ方法ですが、シルバー専用のクロスを使って磨く方法があります。
でも私は、歯ブラシに歯磨き粉を少量つけて磨いていました。(ちょっと乱暴なやり方ですね)
先日、筆記具のお手入れについて書いてある記事を見つけ読んでみると
とっておきの方法が紹介されていました。
プラスチック製の消しゴムを使うそうです。
でも、その際私たちが使うのは一般的なシルバークロス(銀磨き)ではありません。
あえて、「ゴールドクロス(金磨き)」を使うのです。
なぜなら、銀磨きでは研磨剤が強すぎるために、
逆にシルバーを傷つけてしまう可能性があります。
そこで研磨剤がそれほど強くない「金磨き」で優しく拭くのです。さらに、もう一つ、シルバー製筆記具を磨くとき使える
とっておきのグッズをご紹介します。
それは・・・プラスチック製の消しゴムです。
一般に市販されているものでOKです!この消しゴムで銀製の部分を優しくこすると、
くすみが綺麗に取れていくのです。実は、消しゴムには研磨剤が含まれているので
シルバーのクスミを取るにはぴったりなのです。
ゴムなので柔らかく、ペンを傷つけないそうです。
早速試してみました。
綺麗になっている部分が消しゴムで磨いたところです。
磨く前(before)です。
磨いた後(after)
今回使った消しゴムです。
ひと通り磨いた後です。
ピカピカ過ぎず、長く大切に使っているシルバーのカランダッシュって言う風格出ていませんか。
伊東屋だと¥19,400(税込)ですがアマゾンだとこのくらいで購入できます。
こちらはゴールドクロス(金磨き)